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zoom RSS 鬼才の演出家 小泉純一郎

<<   作成日時 : 2005/12/15 02:12   >>

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小泉首相:首脳宣言署名で温首相にペン借りる

中国の温家宝首相から毛筆ペンを借りる小泉首相=ロイター 【クアラルンプール藤田悟】14日の東アジアサミットの首脳宣言署名式で、小泉純一郎首相が中国の温家宝首相から毛筆ペンを借りて署名する一幕があった。

 署名式では、温首相と小泉首相が隣り合わせの席順。温首相が持参した毛筆ペンで署名を終えると、左隣の小泉首相は自席前に用意されたペンは取らず、温首相の方に右手を差し出した。温首相は一瞬戸惑った表情で右側のアブドラ・マレーシア首相の方を見たが、すぐに小泉首相の意図を解して毛筆ペンを手渡した。小泉首相はこのペンで署名した。

 この一幕に、会場にいた各国外交団から拍手が起きた。冷え込んだ日中関係を懸念する外交団の拍手には「ペンの貸し借りが両国の関係改善につながってほしい」という期待が込められていたようだ。

毎日新聞 2005年12月14日 22時00分 (最終更新時間 12月14日 22時25分)

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051215k0000m010117000c.html


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こちら動画です。(リンク切れになってたらスイマセン)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20051214/20051214-00000049-jnn-pol.html


小泉首相は海外でも千両役者ですね。

動画を描写すると、

温首相の右隣からペンを催促する小泉総理に対し、当初、気付かないフリをしている中国の温首相。完全に無視しようとしています。

それに対し、右隣のマレーシア首脳からもペンを渡す様に促され、さも今気付いたかの様に手渡し。

そこで拍手喝采。


マレーシアのいいフォローがあったとはいえ、完全に小泉首相のペースでした。
通常ならば何の変哲も無い署名式。単なるセレモニーに過ぎないのですが、
それを「日本側の友好的なアプローチに対し、それを無視しているのは中国だよ」と演出させた小泉首相の役者っぷりにはピーノも脱帽しました。

「日本は日中友好を望んでいる」というコメントを外務省が100回言うよりも、
今回の小泉のパフォーマンスのほうが、はるかに友好を印象付けたでしょう。

今回のこの署名の場、単なるセレモニーとはいえ、そこにはアジア各国の首脳が集まっており、各国のメディアが首脳宣言署名式の「絵」を撮ろうとしていました。
まさに、絶好の「場」だったのです。
その時と場をうまく掴み、これ以上無いやり方で周囲が望んでいる事を演出する。
さらには相手の失点を稼ぎ、自国をアピールする(これは温首相自身が自滅した形ですが)。
これぞ「外交」だと思いました。

筆を渡せば日本を無視して孤立化させるという構図が崩れる、筆を渡すのを拒否すれば逆に中国が平和を望んでいないと見られてしまう。
その迷いが「無視」という対応に現れ、見かねたマレーシアに促された温首相は為す術も無く筆を渡さざるを得ませんでした。
小泉首相は日本の幾多の選挙で、場の空気を読む「勘」を養わせて来ました。
先の選挙報道といい、常に批判的に報道するメディア、それが逆に小泉首相を鍛えさせたのでしょう。
それに比べ、報道管制を敷き、当局の望む様に報道させられる中国。
そりゃあ温首相如きでは相手にならないわな・・。錬度が違うよ。


温首相がこの時に、「この筆はあなたに差し上げましょう」等、大人の対応が出来ていれば、まだ失点は少なかったでしょう。
それを、笑顔を取り繕うのが精一杯という所に、彼の力量、ひいては現在の中国首脳の力量が見える様な気がします
もし、あれが周恩来やトウショウヘイだったら?いや、朱鎔基でももっとマシな対応を見せていたでしょう。


小泉純一郎
歴史的評価は早計ですが、歴代の首相の中でも類まれな才能を持つ首相だとピーノは評価します。
計算づくというよりも自然体でさらっとやってしまっている様に見えるのが、凄い。
小泉伝説はまだまだ続きそうですね。

一方の中国ですが、今後一人っ子政策で育った世代が台頭してくるでしょう。
彼らがどれだけ「場」の空気を読めるか未知数ですが、今の体制下で過去の大政治家の様な傑出した能力を持つ政治家が出現することは考えにくいですね。(それこそ国内が群雄割拠状態になり、競争を勝ち抜いてきた実力派がトップになれば別ですが)

それに加え、アジアでは極の一つとして歴史問題で対立することの無いインドが台頭してきました。
中国にとってはアジア覇権の新たなライバルの登場です。
これにより、日本は中国(韓国)の一方的な対峙国から脱し、外交の余地が更に増える事となりました。
更にオーストラリアもアジアに加わる動きも見せています。

常に「歴史認識」を絡める「歪な」特ア的外交からの転換期になりそうですね。
ピーノは今後の日本外交に期待しています。

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