ピーノの独り言

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zoom RSS 犯罪被害者の実名・匿名報道について

<<   作成日時 : 2005/12/19 13:44   >>

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実名報道に関して、今回はもう少し深く問題を掘り下げてみようと思います。

「実名報道」に見るメディアのダブルスタンダード
http://pinoccio.at.webry.info/200512/article_27.html

上の記事でピーノはメディアの姿勢を批判しました。

そこで言いたかったのは、被害者の実名報道よりも、先に犯罪者の実名報道をきちんと行えという事です。
その考えに今も変わりはありません。

では、今回の「被害者名を公表するかどうかの判断は警察に委ねる」、という政府の方針案に賛成かというと、ピーノは反対です
* この方針案は今月(十二月)に閣議決定が予定されています

ピーノはメディアが情報を仕切るのもヤバイと思いますが、警察が情報を仕切るのはもっとヤバイと思っています。


こちらの長野智子氏のBlogをご覧ください。

http://yaplog.jp/nagano/archive/113
http://yaplog.jp/nagano/monthly/200510/

この御殿場事件ですが、確かに「不可解」ですね。
この事件をネット上の記事をかき集めてまとめてみると..

===============

まず、9月16日に高校生の女性(当時)が中学時代の同級生(当時)とその仲間10人にレイプされたと訴える

そこで少年Aが警察に呼びだされる
取り調べで普段仲のいい友だちを9人挙げろと言われ、名前を挙げた9人が警察に呼びだされる。
50日を超える取り調べの末、2人が自白。
「16日に少女をレイプした」と。

無実を信じる父母が証拠集め。
少女のケータイの着信履歴から、当日連れ回されていた時間に出会い系サイトで知りあった男性(19歳会社員)と電話していたことがわかる。
この男性は事件の当日、50キロ離れた場所で少女と会っていたと裁判で証言

少女、ここで「16日じゃなくて9日でした」と証言を翻す。
それでも、一般的に考えて9日にレイプという重大な精神的苦痛を受けていたのにも関わらず、16日に出会い系サイトで知りあった見ず知らずの男性と会えるのか。

捜査は振り出しに戻るかと思われたが、何故か「16日」の犯行の自白をもとに少年10人を告訴。
その、自白調書だけれども、びっくりするほど内容が一致している。
いくら共犯者だとしても、あそこまで同じにはならないだろうというくらい。

裁判が進むと、更におかしい点がボロボロと・・。
少女は「当日は雨は降っていなかった」「服は汚れなかった」と証言しているが、
実際には台風が近づいていて朝から雨。
濡れないはずがないのだが、検察も裁判官も見過ごす。
ちなみに、医者の診断書すらない。
物証ゼロ。
あるのは被害者の証言と 被告の自白のみ。

これだけの疑惑がありながら、10人とも懲役2年の実刑判決・・・。

==============

「反省の色が全く見えない」というのが2年という重い刑の理由らしいですが、やっても居ないのであれば、反省の色が見えないのは当然でしょう。

画像は最後に載せます。(あまりにも大きいので^^;)
ザ・スクープの内容をキャプチャしたものです。

この事件の疑惑を的確に表現したのが、次の意見。

743 番組の途中ですが名無しです New! 2005/12/19(月) 11:22:34 ID:a6pVwfcF0
この裁判は疑問だらけです。なぜ家裁からこの二人だけ逆送されて刑事裁判を受けたのか?
当時、高校に通っていたくらいだから、年少帰りでもなさそうだし、普通10人もいれば、一人ぐらい示談に動く親がいてもおかしくないし、それがないのだから警察も検察ももっと慎重に捜査すべきだし、家裁の調査官もぜんぜん仕事してない感じ。
そこで考えられる理由は、被害者とされる少女の親は町の有力者又は警察関係か政治家?こう推察できないか?


ピーノも同感です。
被害者は町の有力者や警察関係者か?と思われますが、被害者情報が秘匿されている為、本当に被害者なのかさえ検証することが出来ないのです。

結局、犯罪者とされた男性らは、高校を中退せざるをえず、大学進学や、就職も諦めなければなりませんでした。
人生を大きく狂わされてしまったと言っても過言ではありません。
それでも、検証さえ出来ないのが現状なのです。


確かに、偽装事件を起こした姉歯氏の子供にまで過剰に突撃取材をするテレビやメディアには反吐が出ますが、だからと言って警察に情報の選別を任せるのは危険です。

ガイドラインの作成は急務だと思いますが、民主主義国家において「判断」は国民が行うものです。
その判断の為には、やはり加害者であろうと、被害者であろうと、実名報道は必要だというのがピーノのスタンスです。

ただ、実名報道への必要性に関して、ネット上では賛否両論で、賛同者の方がやや少ないように見受けられます。
それは、報道被害者へ配慮出来る環境が未熟であるという点(1面でデカデカと載せた誤報でも、訂正記事は25面や隅に小さく載せる等のアンバランスさ、誤報の場合の被害者への補償等)、加害者であっても「特定の集団」が過剰に守られるメディアの現状等が影響しているのでしょう。

メディアウォッチというBlogを書いているピーノが言うのも何ですが・・現状がおかしいからと言って、メディア権力を嫌悪するあまり、その影響力を削ぐ為に、もう一方の権力である警察に肩入れしてしまうのは危険だと思います。

8日緊急声明を出したメディア人の名前は以下の通りです。
田原総一朗、筑紫哲也、木村太郎、鳥越俊太郎、蔦信彦、大谷昭宏、櫻井よしこ、小倉智昭、田丸美寿々、黒岩裕司、古舘伊知郎、渡辺宜嗣、井田由美、小宮悦子、安藤優子、下村健一、麻木久仁子、福沢朗、長野智子

これらの中には確かに、「お前が言うなよ!」と突っ込みたくなる名前もありますが・・w
好き嫌いは別に、犯罪被害者を実名で発表するか、匿名で発表するかは、警察がその都度判断する事にピーノは反対します


実名・匿名の議論に関しては、ここも参考になるかも
↓           ↓            ↓
たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」
http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-154.html


情報流通を促進するために何ができるか、参考になるブログ
by ヤメ記者弁護士
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/4e5f3980f9af22a8942ea4716ef30aeb/13



■ 御殿場事件のザ・スクープのキャプチャ画像です。
この事件はまだ終わった訳ではありません
願わくば、真実が白日の元に晒されんことを。(ピーノも続報が入り次第載せていきます)

画像




===12月27日更新===

「被害者名発表は警察が判断」修正・削除なし
 犯罪被害者基本法に基づく政府の犯罪被害者施策推進会議(会長・安倍晋三官房長官)の会合が26日、首相官邸で開かれ、政府などの今後の取り組みをまとめた基本計画案を全会一致で決めた。27日に閣議決定される。

 被害者を実名・匿名のどちらで発表するかの判断を警察に事実上委ねる項目については、報道機関だけでなく被害者からも異論が出ていたが、修正・削除されず計画案に盛り込まれた。

 ただ、取材・報道の自由を規制したり、恣意(しい)的な判断や安易な匿名発表を認めたりするものではないことを確認した。

 この日は、施策推進会議の下で検討会が議論してきた内容について、座長代理の山上皓・東京医科歯科大教授が報告。被害者名発表の項目では、「警察に新たな権限を与えるものではない」などと説明し、推進会議で了承されたという。

 また、被害者らに対する国の補償など一部の重要課題については、今後、新たな検討会を設け2年以内に結論を出すことになった。これに関連し、同会議委員の杉浦法相は、刑事裁判の中で加害者に賠償請求もできる制度など、被害者らが刑事手続きに当事者として直接関与できるよう、早期に法改正するよう検討したいとの意向を明らかにした。

(2005年12月26日14時57分 読売新聞)


小泉政権は支持するピーノですが、この方針には賛成出来ません。
方針が決まってしまった以上は仕方ありませんが、厳しくチェックしていかなければ。
やはり、この問題が理解を得られていないのは、マスコミ不信があるかと思います。

被害者実名発表を判断する権利はマスコミには無い!
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200512271757.html

メディア批判の内容に関して、ピーノは同感です。
メディアも「反対」を叫ぶ前に被害者救済の為の「対案」を用意して、国民に選択を迫るやり方でないと、理解を得るのは難しいかもしれませんね。



なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識
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