ピーノの独り言

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zoom RSS 都合の良い「世論」利用 -朝日新聞-

<<   作成日時 : 2005/12/29 12:06   >>

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追悼施設 世論は賛成なのに

 小泉首相の約束は結局、口先だけだったのか。自分の在任中はもう検討しないと表明した、新たな国立戦没者追悼施設の建設のことである。

 安倍官房長官は、ふたつの理由を挙げた。一つは「世論が割れている」というものだ。だが、それは公平な見方とはとても言えない。

 ことし10月、首相が5度目の靖国神社参拝をした後の世論調査の結果を見てみよう。毎日新聞では新施設の建設に賛成が66%、反対が29%、共同通信では賛成が63・7%、反対が26・4%、朝日新聞の調査でも賛成が51%、反対は28%。いずれも賛成が反対を大きく上回った。

 東京で発行している新聞では読売、毎日、東京、朝日の各紙が賛成の立場だ。

 首相の宿願だった郵政民営化は、当初は世論の支持が少なかった。それを突き動かし、実現させたのは首相の説得であり、気迫ではなかったか。新施設の問題ではまったくの受け身に終始した。

 「世論の分裂」を言うなら、首相の靖国参拝の方ではないか。多くの世論調査で賛否が拮抗(きっこう)している。全国紙の論調で言えば、参拝支持は産経新聞だけだ。

 もう一つの理由は「外国に言われてつくるものではない」というものだ。

 だが、首相は忘れたのだろうか。4年前、最初に新施設の構想を打ち上げたのは、首相自身だったことを。

 01年8月、就任後初めて靖国神社を参拝した後、首相はこう述べている。「内外の方が戦没者に対して追悼の誠を捧(ささ)げる。批判が起きないような、何かいい方法がないか。今後議論していきたい」

 その秋、首相は韓国の金大中大統領に直接、新施設の検討を伝え、ことし6月の盧武鉉大統領との会談の際にも、「国民世論など諸般の事情を考慮し、検討していく」ことで合意した。

 検討するとは約束したが、つくるとは言っていないということだろうか。なんとも不誠実な対応というほかない。

 日本には戦没者を悼み、平和を祈るための公式な施設がない。これをつくろうというのが首相の初心だったとすれば、私たちも大いに共感する。こじれにこじれた韓国や中国との関係をなんとか好転させたいという外交的なメッセージ、という効果も期待できたに違いない。

 せっかくの構想だったのに、首相が投げ出してしまったのは残念である。その理由には納得がいかない。期待をもたせて裏切った首相の言動は、日本に対する信頼を損なうものと言わねばならない。

 先月、山崎拓氏らベテラン議員たちが新施設を求める超党派の議員連盟を旗揚げした。だが彼らも含め、首相に面と向かって意見する動きはない。聞こえてくるのは「反小泉と見られても……」「首相はどうせ人の言うことは聞かない」といった嘆きばかりだ。

 靖国参拝が深刻な外交問題になってしまったことへの心配は広く共有されている。なのに、打開のためにだれも動こうとしない。この不作為の責任は重い。

http://www.asahi.com/paper/editorial20051228.html#syasetu2

まだ靖国問題で政権批判をしている朝日新聞。
この社説の主張をまとめてみると、

@ 靖国参拝が外交問題になっているのに、打開へ小泉政権は動いていない
A 新たな追悼施設を世論が望んでいるので、追悼施設建設を実行すべし

この2点でしょうか。
ピーノは甚だ疑問に思う事があるので、それぞれ検証していきましょうか。


まず、深刻な外交問題になってしまったことへの心配は広く共有されているなんて他人事の様に語っていますが、そもそも・・

深刻な外交問題にさせたのはあなたですからっっっっ!!!

波田陽区っぽく書きましたが、え? もう古い? スイマセン


■ 過去ログ「マッチポンプの構図」参照
http://pinoccio.at.webry.info/200511/article_15.html

■ 靖国問題は誰が作ったのか 〜朝日新聞の罪〜
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/23560846.html

中韓共に問題視していなかった「靖国参拝」を、「中国が怒っている」という論調で煽ったのが、加藤千洋氏(当時朝日新聞記者)でした。
* 現在コメンタテーターとして活躍(!?)されているアノ方ですよ。
詳しい経緯は上記リンク先を参照下さい。


次に、靖国問題が日中関係好転に影響の無い事は前にも書いた通りです。
日本が折れれば「表面上」は和やかになるでしょうが。

■ 結局靖国って関係無かったのね
http://pinoccio.at.webry.info/200512/article_29.html

靖国参拝に反対であり、新追悼施設建設に前向きな民主党の前原代表は、訪問した中国で胡錦涛国家主席ら要人との会談を断られました。
その後の記者会見では、「靖国問題が解決しても、すべてがうまくいくわけでないことが明らかになった」と述べています。


「新たな追悼施設を世論が望んでいるので、追悼施設建設を実行すべし」という論ですが、この「世論」に関して、読売新聞の10月の調査結果では、「今の靖国神社」を望む声が最多となっていますね。


読売世論調査 2005年10月26日

■首相の靖国神社参拝をめぐっては、中国や韓国などから反発があります。
あなたは、国が戦没者を慰霊、追悼する場所としてふさわしいのは、どこだと思いますか。
文の中から、一つだけあげて下さい。

今の靖国神社  41.5
いわゆるA級戦犯を分祀した靖国神社 17.4
追悼のための新しい施設 33.2
その他 1.0
答えない 6.8

慰霊にふさわしい場所 今の靖国神社42% 新しい追悼施設33%

選択肢は異なるが、
小泉政権発足直後の2001年10月調査では、
「靖国神社」48%、「慰霊のための新しい施設」42%だった。

また、今年8月調査では、
「靖国神社」48%、「無宗教の新しい施設」36%となっていた。

今回の調査でも、国民の世論は、引き続き大きく割れていると言えそうだ。

自民党支持層では、「今の靖国神社」が50%で最多。
これに対して民主党支持層では、「新しい施設」を支持する人が多かった。

http://toron.pepper.jp/jp/syndrome/yoron/sekinin1.html
* 調査結果は孫引きの引用となります。事実と異なっていれば、指摘してください。


>いずれも賛成が反対を大きく上回った
自分達の主張に都合のいいデータしか使用していませんか?

>安倍官房長官は、ふたつの理由を挙げた。一つは「世論が割れている」というものだ。だが、それは公平な見方とはとても言えない。
朝日新聞の方が「公平な見方」をしているとはとても思えませんが。


>この不作為の責任は重い。

靖国参拝を政治問題化させ記事を書くマッチポンプ的「作為」
都合の良いデータのみを抽出し、強引に結論づける「作為」

朝日新聞の作為の責任は重い。


この問題に関して、ぼやきくっくりさんのブログで面白い指摘がなされていました。

以下引用

 朝日新聞と死刑制度について検索してたら面白いものを見つけました。

朝日新聞は、今日(1999/12/11)の社説で書きました。

 「一連のオウム真理教事件などが影響したせいか、総理府が九月に行った世論調査では、死刑制度を支持する声は五年前を五・五ポイント上回り、七九パーセントを超えた。
 国民感情をないがしろにするわけいはいかない。しかし、「世論」を理由に思考を停止してしまっては、欧州を中心に死刑廃止に向かっている大きな国際的潮流から、ますますと遠ざかるばかりだろう。」

  >しかし、「世論」を理由に思考を停止してしまっては
  >しかし、「世論」を理由に思考を停止してしまっては
  >しかし、「世論」を理由に思考を停止してしまっては

 ↑思わず2ちゃんねる風に返してもーた(^_^;

 とにかく「世論は賛成なのに」とか言い出す時点で社説としてどうかと。論理的に言い返せなくなったから世論を盾にしてるとしか思えません。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri/index.php?eid=258

ぼやきっくりさんの引用されたリンク先はこちら
http://uhei.vis.ne.jp/LibertyandPeace/Thinking/991211.html

都合の良い時は世論を利用し、都合が悪くなると「世論を理由に思考停止するな」ですか。

いつもながら、面白い新聞ですね。



=== 参考 : 朝日フレーズの読み方 ===


684 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2005/12/29(木) 13:49:51 ID:kmjPyLK50
朝日フレーズ

「政府は何もやっていない」
→自分たち好みの行動を取っていないという意味

「議論が尽くされていない」
→自分たち好みの結論が出ていないという意味

「国民の合意が得られていない」
→自分たちの意見が採用されていないという意味

「内外に様々な波紋を呼んでいる」
→自分たちとその仲間が騒いでいるという意味

「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」
→アンケートで自分達に不利な結果が出てしまいましたという意味

「心無い中傷」
→自分たちへの非難という意味

「本当の解決策を求める」
→何も具体策はないがとにかく政府等のやり方はダメだという意味


http://blog.livedoor.jp/typezeroblog/archives/50456040.html



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