ピーノの独り言

アクセスカウンタ

zoom RSS 「靖国問題」小泉首相による事実上の終了宣言

<<   作成日時 : 2005/12/01 19:36   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

平成17(2005)年12月1日[木]の産経新聞より全文を引用します
(今回は引用ですが、色をそのままにしてあります。アンダーラインはピーノが行っています)

小泉純一郎首相は三十日、自民党本部で講演し、中国や韓国が首相の靖国神社参拝に反発していることに「一人の国民として参拝している。なぜ中国、韓国から批判されるのか分からない」と述べるとともに、「靖国問題は外交カードにならない」と強調した。同時に「軍事力は必要だと思っている」と述べ、憲法九条の改正が必要であるとの認識を示した。

 講演で首相は、「政策を展開する上で一番大事なのは平和だ」と指摘、「軍事力がなければ他の国からあなどられたり、何をされるか分からない」として、日本の安全保障上、軍事力保持は不可欠との認識を示した。

 その上で、戦力放棄をうたった現行の憲法九条二項について「一般国民からみれば自衛隊は違憲じゃないかと議論される」と述べ、憲法改正により国防を担う組織として自衛隊の位置づけを明確にすべきだとの考えを強調。「公明党、民主党、多くの国民の協力を得て、分かりやすい文章で基本的な枠組みを改めて考える」と述べ、改正に積極姿勢をみせた。

 ただ、国際紛争を解決する手段としての武力行使を禁止する同条一項に関しては「これは当然だ」として、憲法を改正しても残しておくべきだとの考えを示した。

                  ◇

 【首相講演の要旨】

 軍事力を持つと戦争になるんじゃないかという考えがいまだに強いのも事実だが、敗戦直後から日本に軍事力がなかった時代は一度もない。日米安全保障条約や軍事力があるから戦争が起こるということではない。むしろ軍事力がなかったら、侵略しようとする国や組織に侮られ、その国の国民は抵抗しないと思われたら何をされるかわからない。それを未然に防ぐために軍事力は必要だ。

 平和憲法の日本には軍事力がないと言っている人がいるが、そうではない。日本は一国で日本の平和を確保できない。日本への攻撃を自国への攻撃とみなす国は米国だ。過去六十年間をみて、どの国を信頼し、同盟関係を結ぶかといったら米国以外ない。

 自民党の新憲法草案では、武力による威嚇、武力の行使を持って国際紛争を解決する手段としないとしたことは当然で、自衛権は認められている。自衛隊でも自衛軍でも国防軍でも、戦力のない組織で果たして自衛できるのかということを常識で考えれば無理だ。現行の憲法解釈は戦力に対し特別な意味を持たせ、憲法九条は憲法違反ではないという解釈に政府も自民党も立っているが、これを分かりやすい表現にした方がいいのではないかと長年思ってきた。国の平和を守り、侵略勢力を阻止するためには、ある程度戦力を持たないと無理だというのは極めて常識的な考え方。非武装中立論者ほど無責任なものはない。

 靖国神社には、心ならずも戦場で命を落とさなければならなかった方の尊い犠牲の上に日本の平和があることを忘れてはならないという気持ちで、首相である小泉純一郎が一国民として参拝している。なぜ日本国民から批判されるのか。ましてや中国や韓国など外国から批判されるのは分からない。どの国でも平和への祈りや戦没者への哀悼がある。靖国問題は外交カードにはならない。今の時期に一定の国との間に多少意見の違いや問題があっても、長い目で見れば将来理解されると思っている。

引用終わり
http://www.sankei.co.jp/news/morning/01pol003.htm

小泉首相の講演内容に関してはここをどうぞ。
詳しく載せてくれています。
http://lovelysakura.way-nifty.com/sakura/2005/11/post_387e.html


靖国問題の本質は、中国政府が「靖国問題によって日本を恫喝し、譲歩を引き出す」事でした。
それに対し、小泉首相、つまり日本のリーダーが「靖国は外交カード」にはならないと明言したのです。
これ以上の進展を望めないとわかれば、中国政府もやり方を変えざるを得ません。
だが、中国側も面子があるでしょうから、参拝の度に騒ぎ続ける事でしょう。
しかし日本側がこの姿勢を崩さない限りは国内向けのパフォーマンスでしかありません。

孫引きですが、正論に掲載された面白い分析です。
正論12月号「中国がしみじみと味わう靖国外交失敗の悲哀」
(正論編集長/大島信三氏)より引用

 中国の有人宇宙船、神舟6号が帰還することになっていた10月17日の午前、突然のごとく小泉純一郎首相は靖国神社を参拝した。王毅駐日大使はこのおめでたいときに参拝するとは、「中国人民に対する重大な挑発」と息巻いたが、内心ではホッとした部分もあったのではないか。中国人民が宇宙船にクギづけになる日を選んだのは、案外北京政権に対する小泉流の配慮ではないかとかんぐりたくなるくらいだ。
(中略)
 この日、中国は神舟6号一色で小泉参拝などうまいぐあいに片隅に追いやられ、抗議デモもたいしたことはなかった。小泉参拝でメンツ丸つぶれの胡錦濤・温家宝体制は有人宇宙船の成功に救われたのである。
 江沢民は靖国を対日外交のカードにした。胡錦濤主席はほんとうのところこの手法を踏襲したくなかったと思う。胡主席とその周辺は、さきの衆議院選挙で小泉首相が圧勝したのは日本国民の嫌中感情が作用したからにちがいないと冷静に分析していたはずだ。8月15日、靖国に20万人を超える参拝者がつめかけたのも中国のおかげである。中国の靖国外交は小泉ジャパンを利するばかりという皮肉な結果になっている。
 中国の靖国外交が破綻したのは、対日外交担当者らが小泉首相のキャラクターや状況の変化を見抜けなかったからにほかならない。
(中略)
 小泉首相が引退したあと、後継首相もまた靖国参拝に踏み切るかもしれない。そのたびに胡主席は中国人民にむかって怒りの表情をみせなければ、国家の最高指導者としての示しがつかない。政府一体となって、そのつどパフォーマンスを繰り返さなければならない。そのとき、日本との関係を大切にしたい勢力にも配慮しなければならないのだから、ゆううつな話だ。
 なんでこんなやっかいな靖国ドーカツ外交を引き継いでしまったのかと、中南海で胡主席はわが身の悲哀を嘆いているかもしれない。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri/index.php?eid=230

1985年、朝日新聞によって着火された「靖国問題」から20年経った今、ようやく日本は歴史問題で中国と対等なテーブルに立ったと言えます(まだ席には着けてないかな)。
中国が糾弾する靖国問題、振り上げた拳をどう降ろすのか、それは江沢民路線を引き継いだ胡政権自身の問題です。


小泉首相がついに「靖国問題は外交カードにならない」と発言 〜事実上終結した靖国問題〜
http://app.blog.livedoor.jp/lancer1/tb.cgi/50241642




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
首相「靖国は外交カードにならない」…中韓をけん制
小泉首相は30日、自民党本部で講演し、自らの靖国神社参拝について、「二度と戦争は起こしてはいけないという気持ちで参拝している。中国、韓国が批判するのは分からない。精神の自由でないか。(中韓にとって)外交カードにはならない」と述べ、外交問題として取り上げる.. ...続きを見る
不細工な不ログ
2005/12/02 14:27
「小泉劇場」再始動 構造改革派結集へ布石?安倍晋三首相と小泉純一郎前首相について
 いよいよ参院選まで2ヶ月を切ろうとしているが、そんな議員先生方の「戦争」が近づく中、小泉純一郎前首相の動向を今日の記事は伝えている。 ...続きを見る
総合情報ニュース徒然草
2007/05/22 10:51

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「靖国問題」小泉首相による事実上の終了宣言 ピーノの独り言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる