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zoom RSS 朝鮮統治下の創氏改名について

<<   作成日時 : 2006/01/31 12:14   >>

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日本統治下の朝鮮史描いた小説「消したくない」復刊

 松本市新村出身で、東京都内で建築・設計会社を経営する井本幸夫さん(47)がこのほど、韓国出身の米国人作家リチャード・キム氏が執筆した、戦前から終戦期の朝鮮史をつづった小説「名を喪(うしな)って」を復刊させた。日本で「韓流ブーム」が続く中、井本さんは「韓国への関心が高まっている今、日韓関係の重要な歴史について、より多くの人が知るきっかけになれば」と話している。

 同書は、キム氏が自らの体験を基に執筆し、米国で1970年に出版。72年、都内の出版社が「名を奪われて」の書名で日本語翻訳版を発刊し、その後、改題した。日本政府に統治されていた朝鮮半島で、創氏改名を求められたことなどを、少年の視点から克明に描いている。

 井本さんが初めて「名を喪って」を手にしたのは87年夏。都内で起業した年だった。お盆で松本に帰省中、市内の書店で目にした一冊を、その場でむさぼるように最後まで読み通した。井本さんは「重いテーマだが、少年の視点で最後まで小説がつづられており、思いが伝わってきた」と魅力を語る。

 井本さんはその後、何度も読み返したが、知人らに貸しているうちになくなってしまった。再び入手しようとした04年11月、発行元の出版社が倒産していたことを知った。

 「あの小説が、この世から消えてしまうのはしのびない」。出版の経験はなかったが、井本さんは自ら復刻して再出版する決意を固め、社内に出版部門を設けた。

 国内での版権、翻訳者や著者との交渉など、解決しなければならない問題がたくさんあり、調整に半年ほど費やしたが、最終的にはいずれの関係者も再出版を快諾。井本さんは「多くの人の後押しがあって、再び世に送り出すことができた。多くの人に読んでもらいたい」と期待している。


信濃毎日新聞より
http://www.shinmai.co.jp/news/20060131/KT060130FUI090003000022.htm


>米国人作家リチャード・キム
韓国系なのでしょうか?
リチャードって素敵な名前ですね。

さて、戦後教育の弊害なのでしょうか。
創氏改名をまだ誤解している方が多い様なので、次のサイトの引用をもって説明すると、



■ 創氏改名令の内容

 1939年(昭和14年)11月10日朝鮮総督府制令第19号で、朝鮮民事令11条の第三次改正が発布され、翌年2月に施行された。
その内容は、

(1) 氏に関する規定

(2) 裁判上の離婚

(3) 婿養子縁組みの無効・取り消し

(4) 異姓養子を認める

(中央大学出版部刊『韓国法の現在』による)

というもので、創氏改名というのはこのうちの(1)のことである。それはすべての朝鮮人に日本式の「氏」を創らせるというものであるが、これをもう少し詳しく説明したい。

 朝鮮人の姓は、周知のように結婚しようが何しようが変わることがない、というのが古来の慣習である。それは朝鮮の「姓」が父系の血縁関係を示すもので、「姓」が違うということはその関係がないことを意味し、「姓」を変えるということはそれを否定することを意味している。だから朝鮮人の家庭では、結婚した女性は嫁ぎ先とは血縁がなく、また自分の出自の父系一族とのそれを否定できないから、「姓」を変えることはない。従って例えば金さんという家があったとしたら、祖母は朴さん、母は李さん、兄嫁は鄭さん、妻は張さん、長男の嫁は呉さん、次男の嫁は崔さん‥‥というような具合に名前が違ってくる。

 そこで、一つの家の中で法律上の名前の違う人が存在するというのを、日本風に家族名として「氏」を持て、そしてその「氏」はその家で決めて届け出よ、というのが創氏改名令の趣旨である。



二種類の創氏

 届け出るということは、例えばある金さんの家では「金川」と創氏を届け出て、家族全員(男性や子供はもちろん嫁に来た女性も)が「金川氏」となった。この場合を「設定創氏」と言う。氏の下の「名」の変更は任意だったようで、多くの場合改名していない。著作家の金賛汀(キン・チャンジョン)さんの創氏改名後の名前は金川賛汀(かねかわ・さんてい)さんである。

 ところが届け出なかった人たちがいる。『朝鮮を知る辞典』(平凡社 1986)によれば届け出たのは322万戸(約80%)とあるので、創氏を届け出なかったのは全朝鮮人の約20%ということになる。しかし創氏は法律で定められていることなので、すべての朝鮮人は創氏をせねばならない。この場合は、その家の戸主の姓が例えば金さんなら、その家族全員を「金」と創氏させたのである
これを「法定創氏」と言うが、これによって金さんの家では嫁に来た女性もすべて「金氏」になったということになる。

 つまり1940年の創氏改名令の施行時に創氏を届け出なかった人は、戸主の先祖伝来の男系の姓である金とか李とかの朝鮮名をそのまま、権力によって強制的に「氏」とさせられた、ということである。

 また先に例示した(2)の文献における6人中の1人、(3)の49人中の9人が朝鮮名であったという割合は、創氏を届け出なかった約20%という割合に近似しており、朝鮮名を維持した者は創氏を届け出なかった者であるということの裏付けとなる




このように、名前を奪われたというのは明らかな誤りです。



■ 創氏改名は日本名を強制するものではない

 創氏は家族名としての「氏」を新たに設けることであり、先祖伝来の「姓」には変更はなかった。朝鮮戸籍には創氏改名が書き加えられたのみで、「姓」は抹消されずに本貫欄に残った。本貫欄は日本戸籍にはなく、朝鮮戸籍独特のものである。創氏改名後はこの欄に本貫とともに「姓」が記載されることになったのである。日本が朝鮮の「姓」を抹殺したという説は明らかに誤りである。

 私は以上のような創氏改名の実像を知って、目からうろこが落ちたような気がした。これで創氏改名後のあの戦時中でも、朝鮮人の少なからずが朝鮮名を維持してきたことを理解できたからである。そしてその割合が20%と具体的な数字まで明らかにすることができた。また創氏改名を届け出て「日本式」の名前になったと言うが、なぜこれが「日本名」なのか、これでは朝鮮人であることが丸分かりだ、と思うものが非常に多いことも理解できたし、あるいは創氏改名を体験した在日一世のお年寄りたちから話を聞いても、このことについてほとんど気にかけておられず、ましてや屈辱とは全く感じておられなかったことも理解できた。

 創氏改名が「朝鮮人の固有の姓を奪い、日本名を強制した」というのは、根拠のない俗説であることは明らかである。



■ 創氏改名令の真の意図

 それでは創氏改名令を発した日本の意図はいったい何だったか。それは前述の1939年朝鮮民事令改正の内容のうち、(4)の異姓養子を認めるということに典型的に表れる。古来朝鮮では父母や祖先に対する祭祀(チェサ)というもっとも重要な儀式は、直系男子しか行ないえない。もし妻妾に子供ができない、あるいは男子が生まれなかったとしたら、同族の中の他家の二・三男坊を貰いうけることはあるが、それはあくまで男系の血のつながりのある者に限られる。血のつながりのない者を養子にすることは、赤の他人が祭祀(チェサ)をするのと同じことで、朝鮮ではおよそ考えもつかないことなのである。

 ところが日本は自らの養子制度をこの朝鮮においても施行した。これは男系の血のつながり重視する朝鮮の家族制度を否定し、血のつながりよりも「家」の存続を重視する日本の家族制度を導入しようというものであった。これが分かってくると、血のつながりを示す不変の「姓」ではなく、自分の所属する家を示す「氏」を創れとする創氏改名も、同じ意図からの政策であることが容易に理解できるだろう。

 朝鮮の家族制度を否定し、日本の家族制度を導入する。これが1939年の創氏改名を含む民事令改正の日本の意図であった。そしてそれは当然朝鮮の民族性を否定しようとするものであった。日本は名前でもって民族性の否定を考えたのではなく、家族制度の変更という実際はもっと深刻なところでそれを考えたのである。

 1940年の創氏改名の施行後わずか5年で朝鮮は解放をむかえた。韓国では1946年10月の朝鮮姓名復旧令によって戸籍に掲載された創氏改名を遡って無効とし、また1949年の大法院(日本の最高裁判所に当たる)で、婿養子は「公序良俗に反するので、成立当初から無効」と判決された。(前出の『韓国法の現在』による)

 朝鮮民族とって日本の家族制度は「公序良俗に反する」ということなのだから、これを押し付けようとした日本は何と愚かであったか、ということだ。

http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daijuunidai


創氏改名とは、名前を奪うことではなく、制度としての「家族」の概念の変更でした。
「名前を奪われた」という批判がいかに的外れなものか、わかりますね。
批判をするのならば、「家族」の概念の無理解を批判すればいいことです。

* 朝鮮式「家」の概念は男系の血統優先で女性が除外されて居た事も忘れずに。
  女性にとっちゃ日本式の方が優しいんだけどね。


==創氏に関する資料==
(クリックで拡大出来ます)

画像



好機を逸さないよう!
氏設定についてご注意

1 省略

2 8月10日までに 氏の届をしない者は 従来の戸主の姓がそのまま氏となる

 結果 戸主の姓が 金なれば 金が氏となり 妻尹貞姫は戸主の氏に従い 金貞姫となり

 子婦朴南祚は 金南祚となり 紛雑するところがあります。

 この結果は内地式氏を設定しなかったことを却て 後悔することになるだろうと思われます。

3 氏と姓を混同する向きがあるようですが 氏は家の称号であり 姓は男系の血統を表すもので

 両者の性質は全然異っております。

4 氏を設定すると 従来の姓が無くなるという誤解があるようですが 氏設定後においても 

 姓および本貫はそのまま戸籍に残りますから心配ありません。

5 省略

6 省略

7 期限も迫りました。不審の点は早く府面邑または法院へお問い合わせください。
                                  
大邱地方法院

出典:「民族問題研究所(韓国)『植民地朝鮮と戦争美術』(2004年)」より。

(参照) 朝鮮近代史研究のページ
http://www.ne.jp/asahi/m-kyouiku/net/seminarmizuno.htm






現代の韓国

私も変えたい」裁判所に改名申請殺到
NOVEMBER 24, 2005 08:34
23日午前10時、ソウル瑞草区(ソチョグ)瑞草洞のソウル家庭裁判所1階の相談室。白髪の高齢者の男が改名申請を受け付ける窓口の前をうろついていた。

23日付の東亜(トンア)日報を手にしていた。男は、改名についての最高裁判所の判決を報じた「サムスンの名、簡単に変えられる」という記事を読んだ後、裁判所を訪ねたのだ(「サムスン」は最近大ヒットしたドラマ『私の名前はキム・サムスン』で主人公が古くさく田舎くさいと嫌っていた名)。

男の名は、金○郎(63)という日本風のものだ。金さんは「今からでも日本風の名前を変えて、余生を過ごしたい」とし、改名申請の手続きについて尋ねた。金さんの事例は、「名前は人格の象徴であり、名前についての権利は人格権と幸福追及権にあたる」という最高裁決定文の意味を実感させる。ソウル家庭裁判所で改名申請受付の業務を担当しているコ係長は、「改名申請は1日平均15件くらいだが、今日はそれよりはるかに多かった」と述べ、「今後、激しい増加が予想される」と話した。

最高裁決定によって以前よりはるかに容易に改名許可が受けられるだろうという本紙の報道後、裁判所・相談窓口の職員たちも、1日中電話の問い合わせなどに忙殺された。ソウル家庭裁判所で相談業務を担当している金係長は、「どうして、こんなに朝から電話が殺到するのかと思ったが、申請者たちが新聞記事の話をしたので、理由がわかった」と話した。

相談窓口の別の職員は、「午前に中年女性がひとり、電話をかけてきて、新聞記事に触れながら『一度改名申請が棄却されたことがあるが、もう一度申請できるだろうか』と尋ねた」と述べ、「改名申請がすでに棄却されたとことがあっても、再申請は可能だと説明した」と話した。

ソウル家庭裁判所・相談室関係者らによると、改名を申請する理由のうち、最近は、「人生を変えてみたい」という理由が多くなったという。具体的には、「もっと勉強がはかどりそうだ」「お金がもうかりそうだ」「会社がうまくいきそうだ」「離婚後の新しい人生がより幸福になりそうだ」といったたぐいの、個人的な内容が大きく増えたという。

東亜日報 日本語版
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005112446898


改名大人気!





2月13日更新 (全文が某掲示板でまとめられていますので、お借りします)

※ 上記写真全文
一、創氏届出は[八月十日]迄です其後創氏届は出来ません
  [名の変更には期限がありません]
二、八月十日迄に氏の届を為さぬ者は[従来の戸主の姓か
  其侭氏と為る結果]戸主の姓が金なれば[金が氏]となり[妻尹貞姫]は
  戸主の氏に従ひ[金貞姫]となり
  [子婦朴南祚]は[金南祚]となり[紛雑する虞]があります
  此の結果は内地式氏を設定しなかつたことを
  却て後悔することになるだらうと思はれます
三、氏と姓とを混同する向があるやうですが[氏は家の称号]であり
  [姓は男系の血統]を表すもので両者の性質は全然異なつて居ります
四、氏を設定すると従来の姓が無くなると云ふ誤解があるやうですが
  [氏設定後]に於ても[姓]及[本貫]は
  其侭[戸籍に存置]されますから心配ありません
五、[門中]又は[宗中]は同一の氏を設定しなければならぬ
  と考へられて居る人もありますが大なる[誤解]であります
  氏は家の称号であるが故に[各家異る氏を設定]するのが当然であります
六、氏選定に就て[熟慮中]の様ですが[考へ過ぎると]
  却つて迷ふ虞がありますから
  [速に簡明なものに決定するのが[最も理想的]であります
七、期限も迫りました[不審の点]は早く府面邑又は法院へ
  [御問合]せ下さい

  大邱地方法院

(上)期限は刻々に迫る[八月十日限り]今熟慮断行の時
(右)△[好機を逸さぬやう]!
(左)△[即刻届出しませう]!
(下)[認識を誤て悔を子孫に胎さぬやう] ※[]内赤字



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
朝鮮人の「本貫」について、理解がされていないようなので書かせていただきます。
「本貫」は日本の「姓」とは違います。
「本貫」とは宗族(祖を同じくする父系の血族)を表したもの。
これは出身を表すもので、例えば金という名の慶州出身の祖を持つ宗族ならば、「本貫」は「慶州金氏」となります。
結婚しようが何しようが「本貫」は変わらず、創氏改名でも「本貫」は消されず戸籍にも記載されていたのは、そのサイトの通りです。
散歩道
URL
2006/04/30 20:42
創氏とは「本貫」とは別にファミリーネームを表す「氏」を創る事。
改名とは創氏ついでに好きな「氏」にすること、です。
ですので、「氏の下の「名」の変更は任意」という記述は誤りです。
改名は、例えば、これまで「金」と名乗っていたものを、宗族に関係なく「李」など別の「氏」に変えるが出来たという事です。
これは、下の方に表示されている史料の5.6(省略されている部分)に書かれています。

五、門中又は宗中は同一の氏を設定しなければならぬと考へられて居る人もあるが故に各家異る氏を設定するのが當然であります
六、氏選定に就て熟慮中の様ですが考へ過ぎると却って迷ふ虞がありますから速に簡明なものに決定するのが最も理想的であります

(意訳:5.門中(父系親族集団)または宗中(同姓同本集団)は、同一の氏を設定しなければならないと考えている人も居るようですが大きな誤解です。氏は家の呼び名であるので、各家で異なる氏を設定するのが当然です。
6.氏の選定について、熟慮中のようですが、考えすぎるとかえって迷うものですから、速やかに簡明なものに決定するのが最も理想的です。)
散歩道
URL
2006/04/30 20:43
ついでに。
上記の宗族は韓国人の「ウリ(我々)」の最小単位です。
日本の「村意識」「島国根性」のような排他性を持ち色々と問題のある考え方なので、韓国には残る「本貫」も北朝鮮では廃止されています。
散歩道
URL
2006/04/30 20:52

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