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zoom RSS 緯度経度 東アジアの愛国心の現状より

<<   作成日時 : 2006/04/25 01:53   >>

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緯度経度 東アジアの愛国心の現状〜ソウル・黒田勝弘

またまた韓国が大騒ぎしている竹島(韓国名・独島)問題で書こうと思っているが、少し遠回りしたい。テレビ討論会などで筆者(黒田)が「独島は韓国のものだが竹島は日本のものだ」とユーモラスに言っても「殺してやる!」と脅迫者が現れる韓国なだけに、韓国向けも考え遠回りする。

二〇〇二年のワールドカップ(W杯)大会のことだ。日韓共催になったあのイベントについて筆者は当初、両国のおかれた歴史的、国際的環境や国家状況などから「これは大変だ。苦労の方が多いぞ」と否定的な評価をした。

しかし後には「それでも日韓の対立の棚上げあるいは緩和につながるかもしれないから、まあいいだろう」と思い直した。あれから四年、またW杯の季節を迎えつつあるが「あれはやはりダメだった」と思っている。

というのも日本の親韓派識者の中には今なお「日韓友情の素晴らしい歴史的イベントだった」などと自画自賛している者がいるが、韓国であの大会を”日韓共催”のイベントとして実感し記憶している者などほとんどいないからだ。

韓国人に残っているのは「勝った!勝った!の民族的感激と「デーハミングック(大韓民国)!」の大歓声、大合唱だけである。「日本」のことなど何も記憶に残っていない。
この四年間、W杯回顧で日韓共催が「美しい友情の思い出」として話題になったことは皆無である。

日本の韓国ウォッチャーたちの最大の関心は昔から「韓国の反日感情の行方」である。
いつになったら変化するのだろう、というわけだ。その答えの一つとして昔から「韓国が発展し経済的に余裕ができれば変わるだろう」というのがある。そこから「だから韓国が先進国になるよう協力すべきだ」とよくいわれたものだ。

余裕が出来れば開放・改革に変化するに違いない-近年の韓国の対北支援論つまり”北朝鮮・軟着陸論”に似てなくもない。

しかし一方では異論も昔からあって、韓国が発展し力をつければ余裕より自信が先立ち、「日本何するものぞ」といって逆に反日は強まるかもしれないというのだ。W杯や竹島騒動などを見ていると、韓国の反日の現住所は今のところ明らかにこちらの方だ。

韓国における最近の”独島”をめぐる反日・愛国シンドローム(症候群)は二〇〇二年W杯の愛国熱狂に連動している。「勝った、勝った」で自信たっぷりの「押せ、押せムード」になっている。「断固対処」「強硬方針」「拿捕も辞さず」「武力衝突も」…など、政府・マスコミ挙げて大げさな表現で相手を圧倒し安心しようというのは伝統文化だが、どこかW杯感覚である。

韓国における近年の”独島問題”の特長は、日本の領有権主張を一切、絶対認めないという、相手を土俵にも上げない極度の自己中心主義だ。もともとこの問題は一九五〇年代以降、日韓間の外向的懸案として、少なくとも相手が領有権を主張しているということはお互い認め合ってきた。

したがって昔は日韓の要人の間で「お互い面倒な島だから爆破してしまってはどうかね」といった冗談も可能だった。こうした話は最近、韓国政府が公開した当時の外交文章でも明らかになっている。しかし今、韓国の要人が同じ事をいえば即刻クビだし、社会的に抹殺されるだろう。

とくに盧武鉉大統領は「この問題には自分がケリをつけてやる」といわんばかりに肩の力が入っている。靖国神社問題でも「参拝をやめない限り日本の首相との首脳会談は拒否する」と強硬だ。過去否定・制度破壊に精を出している革新派らしい豪気だが、解放後世代初の大統領という若い世代がえらく強気なのだ。

韓国人に「ほどほど」はないといわれる。何事につけ「これでもか、これでもか」なのだ。竹島をめぐってはこの半世紀、あれだけやりたい放題で自分のモノにしてきたのにまだ足りないという。国際的常識では「日本を刺激してはまずいのでは…」となるはずだがそうはならない。そのあげく韓国の方が「もう静かな外交はやめた」などと不思議なことを言う。

盧大統領は竹島問題にからんで日本を「国粋主義的傾向」と批判しているが、これも不思議だ。「W杯から独島まで」-韓国の近年の”愛国シンドローム”こそ外国記者には国粋主義的だ。中国も経済発展で愛国主義が広がっている。日本を取り巻く東アジアは愛国主義であふれかえっているのだ。

日本の新教育基本法の「国を愛する心」など実にかわいい。

ソース:産経新聞(東京版)4月22日14版7面(国際面)
※Web上では見られないため、記者が確認してテキスト化しました。


東アジアニュース速報+@2ch掲示板より



いつもながら、黒田勝弘氏の分析は見事です。

経済発展をすれば、反日は自然に消えだろう。

ピーノもこう考えていた時期もありましたが、ノムヒョン政権に代表される、あの世代が表舞台から引退しない限りは、反日政策は強まれど、弱まる事は無さそうですね。
「自分達のやっている事は絶対正しい」と盲信している世代ですから。



韓国人に「ほどほど」はないといわれる。何事につけ「これでもか、これでもか」なのだ



こういう世代の、こういう国なのだと割り切って付き合うしか無さそうですね。





今回の韓国の反応と同時に、気になったのが、日本の良心的知識人、そして平和主義者と言われる方々の反応。



殆どありませんでしたね。




mumurさんのブログでも書いてられました。
以下抜粋

今回の問題で気になったのが、左派の皆さんの黙り具合。
AMLとかオルタナでもほとんど話題にならない。
社民党の保坂展人や辻元清美のブログでもスルー。
JANJANでは、オーマイニュースからの配信が一つだけ。日韓の問題ならすぐに飛びつく「平和主義記者」のみなさんは沈黙。

こういうときに声を上げないから、エセ平和主義者と揶揄されるんだよ。


http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50468442.html



ピーノも同感です。



★その他、竹島問題で為になると思ったブログの記事



日本は韓国のIHO登録の動きを察知した時点で交渉に入ってもよかったのだが、それをせずに調査船を派遣し、韓国もそれに対してまずガンボートを配備した。昔の日本であれば調査船を派遣せずに韓国と交渉に入っていたはずであり、その意味で今回の戦略変更はポイントが高い。これに対して当初韓国は「調査計画を撤回するなら外務次官を受け入れる」と言っていたが、日本の戦略変更に全く対応できていなかったことがこのコメントで分かる。

その後韓国も交渉を受け入れたわけだが、そこで問題になるのが「今合意するか、もっと事態が進行してから合意するか」である。我々は永久に争い続けることは出来ないから、将来のどこかで必ず合意に至る(最悪の場合、戦争の後に)。で、韓国は、一番有利な条件で合意できるポイントを探すことになるわけだ。今合意しなければ日本は調査船を派遣し、我々は実力行使に訴える。その後日本がこの問題を世界中に触れ回った後でなければ、日本は再交渉に応じないであろうことはすぐに分かる。その時点で合意するのと、今合意するのとどちらが有利か?それとも、そこでも交渉せずに更に事態をエスカレートさせるべきか?

ここでのポイントは2つ。まず、韓国が「ここで合意しなければ日本は更に事態をエスカレートさせる覚悟がある」と信じるか否か。もし「どうせ日本は強攻策には出られない」と考えるなら、ここで合意せず、日本の調査船が引き返した後で再交渉したほうが有利だ(上の図で行くと、一番上に逆戻りした状態)。もうひとつは、「実力行使をして国際問題化した後に交渉するよりも、今合意したほうが有利だ」と考えるか否か我々にとっては自明だが、その感覚を韓国が共有しているかどうかが問題だったわけだ。

結局日韓はこの時点での合意を選んだわけで、これは日本外交にとってまぎれもなく成功だった。まず、韓国に対して「ここで交渉がまとまらなければ更に事態を悪化させるよ」という脅しを信じさせたということがひとつ(もちろん、国際法で武装した調査船派遣という小ネタが効いている)。一方で、無茶な脅しは日本には効かないよ、ということを認識させたという点が二つ目。最後に、ぶつくさ訳の分からないことを言っても、韓国は(兄弟国北朝鮮とは違い)最終的には似たような価値観で合理的な選択をするのだということを確認できたこと(つまり、拿捕という脅しが彼らの価値観でも実行不可能なものであったことを確認できたということでもある)。

その意味で、今回の交渉は今後の日韓外交にとって非常に重要な一里塚になったのではないだろうか。出来れば、中台関係や北朝鮮問題が致命的に不安定化する前に、後2〜3回くらいはこういう小競り合いをやっておくべきだと思う。韓国は「強気に出てくる日本」を今まで知らなかったわけだし、日本は「強気な日本に直面した韓国」を知らない。ぎりぎりの交渉からしか学べないものは確かにあるし、今なら最悪アメリカや中国にお出まし願うという「保険」もあるのだから(保険料が高そうだが)。



蛇足:反日の問題

こういう話になると「韓国民の反日感情が問題」みたいな論調をよく見るのだが、筆者は全く賛同しない。戦争に負けて占領されて挙句併合までされてしまえば、その国に対して悪感情を持つのは当たり前の話だ。しかもまだ100年も経っていない。数百年前の負け戦に文句を言う人だって世界中にはごまんといるのに。

別に韓国に反日感情が渦巻いていようと、何らかの共通の利害関係を確立でき、かつ相手の価値観がかけ離れていなければ、協力関係を構築することは出来る(軍事同盟は無理だという話はこちらで書いたが)。要は、両国のトップクラスに冷静な判断力(と国内統治能力)があればよいのだ。今回の合意は、大統領は滅茶苦茶でも、韓国のトップクラスは平均的にはぎりぎり冷静であるということを確認できたという点で、今後の協力関係に希望を残したといえると思う。


マーケットの馬車馬
http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_545d.html





※ 今回の騒動の総括はここを参照

依存症の独り言のブログより

非常にわかりやすいです。

http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2006/04/post_8cb4.html





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